「オーディオブックってなに?」
「どんなメリットやデメリットがあるの?」
オーディオブックという言葉を初めて聞く方は、「いったい何?」という疑問が浮かぶでしょう。
サブスクのブームとともに人気も上昇しているので、気になっている方も多いのではないでしょうか。
そこで今回はオーディオブックについてメリットやデメリットも交えて詳しく解説しました。またおすすめのオーディオブックサービスも紹介しています。
オーディオブックについて知りたい人にぴったりの内容です。
ぜひ最後までご覧ください。
オーディオブックとは一体なに?
オーディオブックは「聴く本」とも呼ばれており、事前に録音された本の朗読を読み上げてくれるコンテンツのことです。
以前はCDやカセットブックなど様々な形態がありましたが、現在ではインターネットから音声ファイルをダウンロードする方法が主流です。
インターネットを使うので現代のスマホと相性が良く、どこでも本を聴けることから人気も上昇中です。
オーディオブックの音声は、プロの朗読家やAIによる自動音声など多種多様です。サービスによって傾向が異なるので、自分に合ったものを一度試してみると良いでしょう。
オーディオブックの1番の特徴は「ながら聴き」ができることです。
何かをしながら読書ができるスタイルが現代を生きる人々に受け入れられ、人気も上昇し続けています。
オーディオブックの人気は上昇中
オーディオブックは日本だけでなく米国での利用も盛んであり、およそ半数の方が利用経験者とされています。(https://forbesjapan.com/articles/detail/28503)
一方日本では、2007年ごろからオーディオブックの提供がスタートし、スマホの普及と共に多くの方に利用されるサービスとなりました。
今ではAmazonによるAudibleやaudiobook.jpなどの様々な企業が並び、今後もより一層人気が高まると予想できます。
新しい読書のあり方として、多くの方に愛用されるでしょう。
オーディオブックの利用形態はサブスクリプション型です。月額定額制は他サービス同様利用しやすく、スマホでの利用はピッタリだと言えるでしょう。
オーディオブックはこんな人におすすめ
オーディオブックは上記のような方におすすめのサービスです。
特に「ながら読書」できるのが、オーディオブックの大きな強みと言えるでしょう。
ちなみに筆者は入浴中にオーディオブックを聴いています。
中には睡眠導入剤のような作品もあるので、ぜひ一度試して見てください。
オーディオブックのメリット6つ
オーディオブックには上記のようなメリットがあります。
それぞれ詳しく解説していきましょう。
忙しくてもながら読書ができる
オーディオブックは忙しい中でも確実に読書の時間を作れるツールです。
業務に勤しむビジネスマンだけでなく、研究者の方から家事に忙しい主婦の方まで、日常の中で読書を行うことができます。
具体的には以下のような使い方が挙げられるでしょう。
- 通勤通学中
- 入浴しながら
- 家事をしながら
- トレーニングしながら
つまり音楽を聴くのと同じように読書ができるということです。
音楽を聴く際に億劫になりながら聴く方は少ないでしょうから、オーディオブックなら読書のハードルもかなり低いです。
日常のインプットや娯楽として、忙しくても利用できる画期的なツールでしょう。
倍速再生で時間効率UP
オーディオブックは倍速再生で聴くことができます。
急いで聞きたい場合は速度を調整したり、逆にリスニングの際はゆっくり聴いたりできるでしょう。
速度も0.5~4倍ほどの間で自由に調整できるので、聴く本に合わせて調整するのもありです。
一冊あたりにかかる平均的な時間は約6時間です。仮に倍速で聞くなら3時間程度なので、日頃の隙間時間を活用すれば2~3日ごとに本を一冊読めるでしょう。
特にビジネス書を読む方は、倍速で聴き流すのがおすすめです。
もう一度聴きたいところはトラック再生できるサービスもあるので、重点的な聴き直しも可能です。
目が全然疲れない
オーディオブックは目を使って本を読まないので、目が疲れません。
本を読む際は目を酷使するので、その労力や疲れを感じないのは大きなメリットでしょう。
- 仕事でPCを使っている
- 日頃からスマホと睨めっこしている
- 1日の終わりに目の疲れを感じる
このような方は、本を読む際も疲れを感じているのではないでしょうか。
特にスマホやPCを使う方は、できるだけ目の酷使は避けたいものです。
目を使わずに本を読めるオーディオブックは、現代においてなくてはならないものになりつつあります。
目を癒してくれるアイテムを使ってリラックスしながら読書ができるよ!
本が苦手でもスイスイ聴ける
オーディオブックなら本が苦手な人でも読書を楽しく続けることができます。
- 活字を読むのが苦手
- 本を読むと眠くなってしまう
- 目を酷使して疲れてしまう
このような方は、オーディオブックでの読書が向いているでしょう。
また音楽のように聴けることから、日頃のBGMをオーディオブックに変更する方法もあります。
本を読むというよりも音楽を聴く感覚でオーディオブックを楽しむと、継続して利用できるでしょう。
スマホが無限の本棚に
オーディオブックはスマホ一台で何冊もの本を聴くことができます。
利用できる作品も次々に更新されていくので飽きる心配も無いでしょう。
- 本を置くスペースがない
- 本を持ち歩きたくない
- いろんな本を縦横無尽に楽しみたい
オーディオブックには聴き放題のサービスも提供されているので、本を一つずつ購入する手間も省けます。
本の読み放題サブスクがそのまま聴ける本になるというイメージが最適でしょう。
スマホ一台で無限の世界へ探検できる!
語学学習と相性が良い
オーディオブックは聴く本なので、英語などの語学学習にも最適です。
特に発音を意識したリスニングやスピーキングの練習にぴったりでしょう。
- 語学を学んでいる
- ネイティブの発音を聴きたい
- 英語のリスニング練習に活用したい
小説などを英語で聞けば、その内容の面白さと英語の発音を学べることから、楽しく学習を続けられるでしょう。
リピート機能や再生速度を使えば、英語の聞き流しやシャドーウイングにも最適です。
オーディオブックのデメリット5つ
メリットの多いオーディオブックにも上記のようなデメリットがあります。
それぞれ詳しく解説していきましょう。
ラインナップが少ない
オーディオブックのラインナップは、電子書籍や紙の本に比べて少ないです。
利用できる作品は全て本を音読しそれを録音しているので、どうしても時間がかかってしまうようです。
とはいえ、多くの本を利用できるので聴き飽きてしまうことは少ないでしょう。
むしろKindleUnlimitedでは利用できない本を利用できる場合もあるので、お得な点も多いです。
読み返しづらい
オーディオブックはいくつかのトラックごとに再生できます。
そのため各トラックでの聴き直しは非常に便利なのですが、特定の箇所だけ聴くのが難しいです。
紙や電子書籍のように、聴きたいところにすぐに飛べるわけではないので、注意が必要でしょう。
付箋やマーカーを付けれない
もちろんオーディオブックなので付箋やマーカーはつけれません。
重要だと思う箇所に印を付けたい場合は、別途ノートを用意してメモするかスマホに記録する必要があります。
そのため、手を動かす必要のある勉強には向かないと言えるでしょう。
図表を見るのが面倒
オーディオブックには文章中に参照してほしい別途資料が付属でついてきます。
この資料は図や表なので、文章で理解するのがかなり難解です。
そのための別途資料なのですが、これを別で開くのは少し面倒でしょう。
「ながら聴き」ができるオーディオブックですが、資料を見る際は一度スマホを手に取る必要があります。ただ、手が塞がっているのなら後で確認すれば良いだけなので、それほど気にする心配は無いでしょう。
声優のイメージが大切になる
オーディオブックはプロの朗読家が抑揚のついたナレーションを行なっています。
そのため淡白な文章ではなく、気持ちの入った会話のようなイメージで読書できるようになります。
特に小説では情景をイメージしやすく、想像力のある方は一種の映画のように感じることもできるでしょう。
映画のように2~3時間では終了しませんが、寝る前のひと時におすすめです。
しかし自分が想像する情景と声が違うこともあるでしょう。
作品のイメージは人それぞれで異なるので、声色に差ができてしまうと世界観を壊しかねません。
声優さんの声色によって作品の楽しみ方が異なる点には、注意が必要でしょう。
オーディオブックのおすすめサービス
オーディオブックのおすすめサービスは下記の通りです。
それでは一つずつ詳しく解説していきましょう。
【audiobook.jp】(オーディオブック)
audiobook.jpは国内最大級のオーディオブックサービスです。
収録書籍数は26,000冊以上あり、年齢や性別を問わず幅広い世代から利用されています。
中でも聴き放題プランでは、1万冊以上の作品が対象なので、毎月何作品でも飽きずに聴くことができるでしょう。
具体的には下記のようなジャンルの作品を利用できます。
- ポッドキャスト
- ビジネス
- 自己啓発
- 教養
- 語学
- 実用・資格
- 文藝・落語
- ラノベ・BL・TL
- 講演会
- アダルト など
また聴き放題プラン以外にも月額会員やチケットといった他のプランがあります。
自分に合った方法でオーディオブックを楽しめるのが、このサービスの強みと言えるでしょう。
ただし、聴き放題プランでは退会した時点で全ての作品が聴けなくなってしまうので、注意が必要です。
14日間の無料お試し期間が設けられているので、まずは試してみるのがおすすめです。
プラン内容 | ・聴き放題プラン(対象のタイトルが聴き放題):月額1,000円/年額9,000円(毎月750円) ・月額会員プラン:月額550円〜33,000円(購入ポイントを毎月付与) ・チケットプラン(毎月もらえるチケットと対象作品を交換):月額1,500円〜2,900円 |
無料お試し期間 | 14日 |
【Audible】(オーディブル)
AudibleはAmazonが運営するオーディオブックサービスです。
ビジネス書や小説、ラノベなどを約40万冊取り揃えており、オーディオブックサービスの中でも世界的に人気のサービスです。
これまでは月額1,500円で毎月一冊聴けるという仕組みで、聴き放題とは程遠いものでした。しかし現在は12万冊以上の作品やポッドキャストを聴き放題できます。
Audibleは世界的に利用されているサービスなので、和書よりも洋書の方が豊富です。
そのため、オーディオブックをリスニング能力を鍛える目的で使う場合は、とても便利なサービスでしょう。
具体的に利用できるジャンルは、以下のようなものがあります。
- ビジネス書
- 自己啓発
- 資産・金融
- 政治学・社会学
- 文学・小説
- SF・ミステリー
- ラノベ
- 洋書 など
Audibleでは今なら30日間の無料お試し期間が設けられています。
気になった方はぜひ一度試してみてください。
プラン内容 | 聴き放題プラン:月額1,500円 |
無料お試し期間 | 30日間 |
下記ページではAmazonが提供するKindlel Unlimitedについて詳しく解説しています。気になった方はぜひご覧ください。
オーディオブックの上手な使い方
- 移動や作業中に聴き流す
- 聴きながらメモを取る
- 再生速度を調整する
- 寝る前の読書にする
- リスニング能力を鍛える
オーディオブックには上記のような上手な使い方があります。
それでは一つずつ詳しくみていきましょう。
移動や作業中に聴き流す
オーディオブックの最大の特徴である「ながら聴き」を最大限に生かした方法です。
車や電車での移動から、歩く時やランニング時にもオーディオブックは活用可能です。
日常で音楽を聴く時間を読書の時間に変えれば、確実にインプット量も増えるでしょう。
読みながら考える必要のある本はおすすめしない!
また単調な作業中でもオーディオブックを聴くことができます。
洗濯や掃除といった家事全般から入力作業といったものまで、作業用BGMとしてオーディオブックを活用するのも十分ありです。
聴きながらメモを取る
オーディオブックを使って最大限に知識を得たい場合は、聴きながらメモを取ると良いでしょう。
聴いたことをメモにとる際は、一度自分の言葉に置き換えて要領よくまとめる必要があります。
その際、しっかり理解していなければまとめることはできないので、かなり手間のかかる作業になるでしょう。
ただしその分得られるメリットも大きいので、メモをとりながらオーディオブックを聴くのは非常におすすめです。
再生速度を調整する
オーディオブックには朗読スピードを調整する機能が備わっています。
そのため、急いでいる時はスピードを上げて聴き流し、集中したい時はゆっくりメモをとりながら聴くといった工夫が可能です。
また聴く作品に合わせて再生速度を調整するのも良いでしょう。
ビジネス書や自己啓発本では再生速度を上げて短期集中で聴いたり、小説や物語はゆっくり聴いて情景を思い浮かべたりできます。
再生速度は0.5~4倍程度の間で調整できることがほとんどです。これはリスニング能力を鍛える際でも使える機能でしょう。
寝る前の読書にする
睡眠前はできるだけ目を酷使しないことが大切です。
寝る前のスマホやテレビは睡眠の質を低下させますし、目の疲れを増幅する一方です。
寝る前に本を読む方も多いですが、オーディオブックなら真っ暗な中でも本を読むことができます。
作品によってはリラックス効果も期待できるので、寝る前の読書習慣をオーディオブックに変えるのはおすすめです。
1日の終わりに好きな作品を聴いて眠ると朝は気分も爽快!
リスニング能力を鍛える
オーディオブックは語学学習に用いられることも多々あります。
特にリスニング能力を鍛えるにはぴったりの教材でしょう。
再生速度を変更すれば自分に合ったスピードでの聞き取りが可能です。
ぜひ無料お試し期間を使って試してみてください。
オーディオブックでよくある質問
- 紙の本と比べてどっちが良いの?
- オーディオブックは意味がない?
オーディオブックでよくある質問をまとめました。
ぜひ利用前の疑問解消に使ってみてください。
紙の本と比べてどっちが良いの?
オーディオブックと紙の本、どちらが良いのか気になる方も多いと思います。
オーディオブックは隙間時間を有効活用できて、忙しい現代人にはとても良いサービスですが、実際のところ紙の本と比べてどうなのでしょうか。
- 特定箇所を読み返しやすい
- 付箋やマーカーを使いやすい
- よく考えて読む本は途中で止まりやすい
- スキマ時間に簡単に読める
- 「ながら聴き」ができる
- 活字が苦手でも音声として楽しめる
オーディオブックにも紙の本にも一長一短あり、どちらも読書する際には便利なツールです。
ただ違う点が多すぎるので、全くの別物と考える方が自然でしょう。
通勤通学中はオーディオブックで、家では本でと使用場面を使い分けるのが良い使い方になります。
下記ページでは紙の本で届くサブスクについて詳しくまとめています。気になった方はぜひご覧ください。
オーディオブックは意味がない?
オーディオブックを聴けば、知識量や読書量の増加に繋がります。
また速度調整によって脳が活性化され、集中力のUPも期待できるでしょう。
他にも繰り返し聞くことで記憶に残りやすいといったメリットがあり、オーディオブックを聴くメリットは十分にあります。
読書する時間がない方は、ぜひオーディオブックの効果を試してみてください。
日常が豊かになるオーディオブックまとめ
この記事ではオーディオブックについてメリットやデメリットを交えながら詳しく解説しました。
またオーディオブックのおすすめサービスについても紹介しました。
オーディオブックのおすすめサービスは下記の通りです。
オーディオブックは忙しい中でも「ながら聴き」ができる、非常に便利なサービスです。
生活の中に取り入れれば、日常が豊かになることは間違い無いでしょう。
ぜひ各サービスの無料お試し期間を通して、オーディオブックの良さを体感してみてください。
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